2012年11月30日金曜日

スラジュ事件法務大臣会見


 本日午前中に、滝法務大臣からスラジュさん事件についての調査結果の報告会見がありました。
以前、千葉(当時)法務大臣がこの事件について調査するとしていたため、今年7月に出た不起訴処分の内容も含め、法務省入管局が改めて調査をしその結果を報告するというものでした。

報告内容としては、この事件において、入管職員による制圧行為、戒具使用、救護措置についてはすべて適法、入管の行為とスラジュさんの死亡について因果関係はないという、千葉地検が不起訴処分とした理由そのままでした。

腹立たしいのは、滝大臣がこの調査結果について遺族には伝えてあると言っていたそうですが、調査をしたこと、その結果、今日会見があったことを、遺族は全く知りませんでした。メディアの方から今日会見後に当団体に連絡が来て、初めて会見が行われたことを知りました。その後、数社のメディアから奥様にコメントを求める連絡がありましたが、メディアから会見内容を伝え聞くこの状況に奥様も戸惑われていました。

あくまでも行政側の都合で調査し報告し、説明責任は果たしたよ的な対応は不誠実としかいえません。遺族が置き去りにされるこの状況が、今のこの国の人権意識をよく表していると思います。
 

2012年11月26日月曜日

スラジュ第7回国賠終わりました。


11月19日(月)、スラジュさんの第7回期日が行われました。

今回は、原告側から進行報告があり、犯罪被害者として開示請求をし10月12日に開示されたこと、送還の様子を撮ったビデオの閲覧を地検にお願いしていることなどが述べられました。

被告側にも原告側が得ている情報を見てもらい、次回までには被告側が正式な主張をすることになりました。

今回は傍聴席が満席になりませんでした。訴訟が長引くにつれて、このままこの事件に対する関心が薄れていくことが懸念されます。次回期日は来年2月25日(月)16時~705法廷です。ぜひご関心のある周囲の方をお誘いあわせの上、傍聴協力をお願いいたします!

2012年10月31日水曜日

スラジュ署名引き続き集めます!

皆様にご協力いただいております、スラジュさん事件の署名(検察審査会提出予定)は集約日が本日になっておりますが、弁護団の先生方とのお話で引き続き(おそらく11月中旬あたりまで)集めております。

今日現在955筆です。1000は超えたいと思っております。皆様のご協力お願いいたします!

署名用紙はAPFSサイトhttp://apfs.jp/からダウンロード出来ます。FAX、もしくは着払いで送ってください。

スラジュ支援ミニコンサートやりました

10月27日、西荻窪のKISS CAFEにてスラジュ基金のための支援コンサートを行いました。APFSでボランティアしているフランス出身のテオさんがギターを弾く「セリージェ」が日本・欧米のスタンダード曲を披露しました。ワンドリンクのうちの半額がスラジュ基金に寄付されました。

以下は、テオさんからの報告です。


1027日:西荻窪のキスカフェでスラジュさんのための支援コンサート報告

1027日に西荻窪のキスカフェでスラジュさんの遺族、友達、支援者などが集まって、支援コンサートを行いました。

1000円のチャージの半分と売上の一部はスラジュさんの奥様に寄金になりました。真相究明の戦いの様々な費用のためです。鑑定書、弁護士などでお金も必要です!

二時間ぐらい、皆さまがアフリカの食べ物を楽しみながら、音楽を弾いてました。カフェに飾ってあったスラジュさんの絵に囲まれて、満席でした。

寄金の上に、嘆願書に数十名のサインをもらって、とても力になります。

来て、聴いてくれたの皆様、ありがとうございました。

近いうちにまたこういうイベントを主催できるといいです。

 よろしくおねがいします。
 
 

2012年10月22日月曜日

スラジュ国賠第6回の内容 弁護団の先生から

先日行われたスラジュ事件国賠第6回の内容ですが、弁護団の児玉先生のほうから、以下概要が伝えられました。

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 前回、裁判所が千葉地検から取り寄せた証拠以外に、私たちの方でも検察庁に記録の開示を求めていました。

  しかし、コピーを取ろうとしたら、裁判所に出したのと同じ、と言われたので、いや、犯罪被害者の遺族にはもっと広い範囲で開示されるという法務省通達がある、と指摘しました。

  検事はそれで間違いに気付いて、改めて検討すると言い、その後はプライバシーにかかわる事項のマスキングをして、結局昨日には間に合いませんでした。

  来週には手に入る予定なので、それを踏まえてこちらがどういう証拠を出すのか、主張をするのか検討することになりました。

  ということで期日は空転させてしまったのですが、たくさん傍聴人がいらっしゃる影響か、裁判長の対応は非常に丁寧で、こちらが驚くほどでした。

  前回出てきた、スラジュさんが病死だ、という鑑定書についても、裁判長は「裁判所も見ましたが、あれ、入管職員がどういう行為を取ったのかというのは前提にしていないみたいですね。」と言っていて、あまり重きを置いていないようなので安心しました。

  次回はもうすこし実のある期日になるのではないかと思います。
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次回期日(11月19日16時~705法廷)の傍聴協力、よろしくお願いします!

2012年10月20日土曜日

本日のスラジュ事件署名活動

本日、強制起訴を求め検察審査会に提出する嘆願書の署名活動を行いました。当初池袋を予定しておりましたが、イベント開催などの関係で急遽、前回署名行動を行った高田馬場駅に場所を移して行いました。スラジュさんの奥様、スラジュさん友人、そして支援者ら8名が2時間ほど駅前に立ち、58名の皆様から署名をいただきました。

今日の分を入れて現在600筆ほどの署名が集まっております。少なくとも署名の集約日である10月31日までには1000筆を超えたいと思っております。周りの皆さんにお声掛けいただき、署名のご協力、よろしくお願いいたします。FAXもしくは着払いでAPFS宛にお送りください。

(署名用紙はAPFSサイトhttp://apfs.jp/からダウンロードできます。)

2012年10月1日月曜日

スラジュ事件国賠第6回が行われました

本日、スラジュさん事件国賠の第6回期日が行われました。今年7月の不起訴処分を受け不起訴記録の開示要求を行っておりますが、その開示が来週まで待たねばならず、本日は特に大きな進展はなく終わりました。

開示の内容によっては、次回国賠の流れが大きく変わるかもしれません。次回の国賠は11月19日(月)16時~です。皆様の傍聴へのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。


(写真)国賠前は、東京地裁前にて検察審査会に提出予定の署名活動も行いました。
署名のご協力もよろしくお願いいたします。署名用紙はAPFSWebsite http://apfs.jp/event20120927_1885.php   からダウンロードできます。

2012年9月17日月曜日

スラジュ事件 強制起訴に向けて署名活動

皆さんご存知の通り、現在APFSではスラジュさんの送還に同行していた10名の入管職員(今年7月3日に不起訴となっております)の強制起訴に向けて、検察審査会に提出予定の署名を集めております。

昨日は高田馬場駅前にて署名行動を行いました。スラジュさんの奥様、友人、支援者たち10名ほどが街頭に立ち署名を集めました。暑いさなか足を止めて説明を聞いてくれる方も多く、1時間半で100筆弱の署名を集めることができました。

署名にご協力頂ける方はAPFSサイトhttp://apfs.jp/event20120820_1885.php から直接、署名用紙(日本語版・英語版有)をダウンロードできます。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

 

2012年8月31日金曜日

スラジュさん送還の再現写真

 スラジュ事件弁護団が証拠保全の申立てをして、法務省から開示された資料の中には、入管が、事件の様子を再現し写真撮影した記録もありました。

白シャツの人がスラジュさん役。再現場所は東京入管執行部門事務室内ということです。

 ↑ 入管職員にうつぶせ状態で担がれて航空機に乗せられる様子

↑ 座席に着く際にタオルで口をふさぎ、数名で体をおさえる様子
 
機内で無理な姿勢を強要されていたことがわかります。送還の状況をこのようにして見るのは初めてですが、とても乱暴に扱われていることがわかります。スラジュさんがこのような扱いの中亡くなっていったかと思うと憤りを感じます。
 
 

 

2012年8月4日土曜日

スラジュさんの裁判続いています・・


先日の千葉地検の不起訴判断を受け、スラジュさんの裁判が終わったと勘違いされている方が多くいらっしゃいます。

刑事事件のほうは不起訴となりましたが(まだ検察審査会での強制起訴の可能性も残っておりますが)、民事(国家賠償請求訴訟)は引き続き続いています。次回は10月1日(月)15時半~東京地裁705法廷です。不当な不起訴判断に抗議する意味でも、なるべく多くの傍聴人に集まっていただきたいと思っております。ご協力のほどどうぞよろしくお願いします!

2012年7月30日月曜日

スラジュ事件 不起訴抗議アクション!

今月3日、スラジュさんの国費送還に関わり2010年12月に書類送検されていた入管職員が不起訴処分となったことは先日このブログでもお知らせしました。
この不当な不起訴処分に抗議するため、本日は一日抗議アクションを行いました。

11時半から、国家賠償請求訴訟第5回期日が東京地裁705法廷で行われ、今回も傍聴席は満席となりました。今回期日では、期日間に不起訴処分が出たため、これまで千葉地検が持っていた記録を新たに確認し検討していくことが確認されるのみで終了しました。

12時からは場所を弁護士会館に移し、千葉地検の主張する不起訴処分の理由(再鑑定の結果スラジュさんの心臓に疾患がありそれが死因であったことなど)が弁護団の先生から説明されました。また今後の方向性として、刑事処分後の新しく出された鑑定書などを詳しく確認し、検察審査会も視野に入れていることなどが伝えられました。


15時からは千葉地検前で抗議アクションを行いました。このブログにも以前載せた抗議文を千葉地検に提出、担当検事は不在でしたがスラジュさんの奥様から事務官に直接手渡しました。すでに刑事処分は出ていますが、異例ともいえる「嫌疑なし」の不起訴とした千葉地検の判断は、身内をかばっていると感じざるをえません。こうした不当な判断には断固として抗議していく必要があります。



1日アクションを通しでご参加いただいた皆さん、暑い中本当にありがとうございました。国賠を傍聴してくださった方々もいつもありがとうございます!次回第6回期日は10月1日(月)15時半~705法廷です。引き続き傍聴席をいっぱいにしてこの事件の重要性を裁判長に訴えていきましょう。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

2012年7月4日水曜日

不起訴処分に対する緊急抗議声明

スラジュさんの事件で書類送検されていた入管職員10名について、昨日付けで不起訴処分が出されました。スラジュさんの奥様とAPFSは本日、この処分に対し以下の内容で抗議いたします。

この内容は本日行われた司法記者クラブでの記者会見でも配布いたしました。下の写真は記者会見の様子です。

不起訴処分に対する緊急抗議声明



私たちは、事件から2年経ち、ようやく出された今回の「不起訴」処分に対して、強い憤りを感じています。

 

スラジュさんの死因について、保存していたスラジュさんの心臓を再鑑定した結果、腫瘍が発見され、それによる不整脈が原因だったとの判断ですが、家族は心臓の保存の事実は全く聞いておらず、2年経った今、実は心臓を保管しており、元々心臓にあった腫瘍が原因の死亡だと言われても、にわかには信じられません。保管しているという心臓が、確かにスラジュさんのものであるのか、鑑定が確かなものであるのか、疑念を持ちます。

スラジュさんに対してとった入管職員の制圧行為が正当行為の範囲内ということですが、ビデオ撮影が止められ、なんらの記録も残らない中で、どのように正当行為の範囲内と判断したのか、入管側の一方的な主張での判断と言わざるを得ません。今後も送還の際、どのような制圧行為をしても正当行為となってしまうのではないか、恐怖を覚えます。 

現在係争中の国家賠償請求訴訟で、被告である国側から620日付で初めて内容のある準備書面が出されました。その内容が今回の検察側の不起訴の主張と類似しており、またタイミングについても期を一にしている点は、検察と国が摺合せをしていると確信しています。 

私たちは、今回の不起訴処分が、検察と国が結託し人の人権及び生命を踏みにじるものであるとし、厳重に抗議いたします。

201274日 

スラジュ妻  

支援団体 ASIAN PEOPLES FRIENDSHIP SOCIETYAPFS



2012年7月3日火曜日

不起訴処分となりました

スラジュさんの送還に付き添っていた入管職員10名に関し、特別公務員暴行陵虐致死容疑で書類送検されていましたが、本日不起訴処分となりました。

今日午後、千葉地検の担当検事からスラジュさんの奥様に直接説明があり、スラジュさんが死亡したことと入管職員の行為の因果関係がないため、とのことでした。

国賠訴訟(民事)でこれまで認否留保の頑なな態度をとっていた被告である国側から、ようやく先日準備書面が出された直後の不起訴処分・・・国と検察が摺合せしていたのではないかと疑うようなタイミングでした。

今後、国賠訴訟での追及が唯一の真相究明への道となるかもしれません。国賠傍聴のご協力、どうぞよろしくお願いします。(次回期日は7月30日11時半から東京地裁705法廷です)

2012年6月9日土曜日

お茶の水女子大学の皆さんがお越しになりました



お茶の水女子大学の皆さん(17名、引率 熊谷圭知教授)がAPFS事務所を訪問してくださいました。

まず、代表理事の加藤から、APFSを皆さんに紹介しました。続いて、非正規滞在者の統計について、国籍別・在留資格別などの観点から説明をしました。なぜ、アジア諸国から日本への出稼ぎが生まれたのか、日本国家はそれをどのように受け止められているのかなど、日本の外国人政策についても簡単に解説をしました。最後に、APFSが主体的に関わってきた、在留特別許可を求める運動についても説明をしました。

また、ゲストスピーカーのフィリピン出身のGさんが、自分の現在の状況を説明してくださいました。現在、在留資格がなくなってしまって、色々大変な問題を抱えています。感情を込めて一生懸命お話しをしていたので、学生の皆さんも感動していたように見えました。在留資格がないがゆえに、送還の可能性と常に隣り合わせにあります。高校生の息子が日本で一人暮らすことになってしまう状況に直面する可能性もあります。
学生の皆さんは共感的に話を聞いてくださいました。外国人住民が日本でどのような問題を抱えるのかを具体的に理解していただけたと思います。

終了間際には、学生の皆さんから質問を受けました。クリティカルな、問題の根源を問うような良い質問を沢山出していただきました。

当団体の活動に対して、多くの方に関心を持ってもらうことが大切です。
今後も同様の機会を設けることができればと願っています。

2012年6月4日月曜日

5月21日スラジュ国賠報告会について

 先日報告しましたスラジュさん事件国賠第4回期日の後の報告会で、国賠のこれまでの動き、今後の方向性の報告の後、入管がスラジュさん護送の状況を再現した写真(証拠保全で法務省から出されました)を見ました。

 スラジュさんをうつ伏せにして抱え上げ航空機に乗せる様子や、戒具として認められていない足への金属手錠の使用、入管職員の私物である結束バンドの使用などの様子も生々しく再現されていました。スラジュさんを航空機の座席に座らせた後、複数の入管職員がスラジュさんの体を抑え(そのため座席の背もたれが倒れるほどでした)、タオルを口に噛ませていました。また、着席した状態で前かがみにして押さえる様子などもあり、素人目から見ても行き過ぎた制圧と見て取れました。
 

 スラジュさんはこんな非人道的な扱いの中で亡くなっていったかと思うと、あまりにも残酷で強い憤りを感じました。報告会に参加した誰もがこれらの写真にショックを受け、同じ気持ちを共有したかと思います。真相究明に向けて決意を新たにする場となりました。

 

 

2012年5月26日土曜日

  あーすフェスタかながわ2012の報告





 5月19-20日の週末、神奈川県の横浜市であーすフェスタが行われました。日本に滞在している多民族多文化の人たちを中心にして、一年間に一回、 とても人気のあるイベントには、屋台も、世界バザールも、踊りと民族音楽もあるし、とても楽しいイベントです。
 土曜日の朝に開始し、日曜日の夕方まで、カラフルで、笑顔のあるアーティストが次々と舞台でパーフォマンスをしていました。隣の本郷台駅から歩いてくると、世界バザールを初め、明るくて、楽しいことがたくさん見えました。
 バザールは静かで平和的な市場で、様々な生地、宝飾、手製のものがたくさんで、買い物に良いところでした。
 バザールの下を向くと、屋台村がありました。 にぎやかで、ほかほかの料理ばっかりでした。世界中の料理がありました。スペインのエンパナダスやタイのラーメンや、バングラデッシュカレーやインドネジアのラワール、インドのビールやブラジルのチュロースがあって、色々楽しめました!
 APFSは、バングラデシュ料理の屋台を立ち上げました。カレーも、ケバブも、ナンかライス、ラッシーもチャイも用意しました。非常に多くのお客さんたちが立ち並び、人気でした!うちの料理を召し上がってもらって、皆さんありがとうございました!

 来年、是非またご参加をお待ちしております。皆さん、お疲れ様でした!

2012年5月21日月曜日

スラジュさん事件国賠第4回

本日16時から東京地裁705法廷で、スラジュさん事件の国賠訴訟第4回期日がありました。
今回も傍聴席は満席になり、引き続きこの事件への関心の高さがうかがわれました。

国側は5月14日を期限としていた反論関連書類を出さず、6月20日まで待ってほしいとのこと。裁判長もこうした国の不誠実な対応に、刑事事件の進行如何にかかわらず進めなければならないと言及しました。国側は反論すべき点は次回までに反論するとはっきり述べました。次回こそは焦点が決まりやっと進行していくようです。

今日は裁判後に弁護士会館に場所を移し、弁護団の先生から国賠訴訟のこれまでの動き、今後の方向などについてお話をいただきました(写真が報告の様子です)。参加者からも多くの質問が出て、改めてこの事件の残酷さ、不合理さを共有することができました。

次回期日は7月30日(月)11時半~ 東京地裁705法廷です。
皆様の傍聴のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

2012年5月18日金曜日

2012年5月19日(土)・20日(日) 「あーすフェスタかながわ」に屋台を出店します。

神奈川県立地球市民かながわプラザにて、「あーすフェスタかながわ」が行われます。

「多文化共生社会の実現にむけて、異なる国籍、文化を持つ多くの県民が集い、
 出会い、それぞれの文化や考え方をアピールするとともに、互いを理解する機会を
 作るため、県内の民族団体、NGO、市民ボランティアなどが企画段階からともに力を
 あわせ開催するものです。各プログラムにおいて、多くの外国籍の方が参加できる場を
 もうけることをめざします。ワールドバザールや世界中の料理の屋台や民族音楽や
 体験型ワークショップなど、様々な色で多文化共生を称賛するイベントです。」

APFSはバングラデシュ料理の屋台を出店します。
屋台出店は19日(土)・20日(日)の11時~16時です。
カレー、シンガラ等、バングラデシュ料理を販売します!
皆さん、是非遊びに来てください!

【アクセス情報】
〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷1-2-1
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
電車の乗換案内: 
JR根岸線
「横浜駅」 → 「本郷台」駅 (約28分)
JR東海道線とJR根岸線
「横浜駅」 → 「大船駅」(16分) → 「本郷台」 (約20分)
※乗り換えの時間はふくみません。
JR横須賀線とJR根岸線
横浜駅」 → 「大船駅」(18分) → 「本郷台」 (約21分)
※乗り換えの時間はふくみません。

詳細は「あーすフェスタかながわ」ホームページをご覧ください。
http://www.earthplaza.jp/earthfesta/

2012年4月19日木曜日

ボランティアの感想(テオ)

私はテオと申します。今年の4月から、APFSでボランティアをさせていただいています。

日本における移民のことについて研究したいので、留学生として来ました。日本で滞在している外国人と相談して一緒に解決をできるようにする原則をもつAPFS団体の人と時間を過ごして、話したり、働いたりするのは非常に面白いです。正規滞在者か非正規滞在者かにかかわらず、外国人としてでなく、人間的にみんなの問題に応対するのは、わたしには本当に良いことに感じます。
法律ではルールが色々あります。その外国人に厳しい法律と時々友情的でない社会の迷路のなかで、手と手とあわせたら、美しい社会を作れると思っております。

正しい紙を持たないと生活は非常に難しくなるということが分かりました。私は簡単に留学生のビザで携帯のこと、登録のこと、生活では問題はあまりありません。だが、違う状況にいる人たちの話を聞いて、すぐ他の人にこんなに簡単ではないと分かりました。アパート、仕事、離婚、ケータイ、仲間との関係等は結構厳しいと思います。

私は日本にいるあいだ、ただ机に向かって文献を元に研究をするのは嫌です。現地にいないと、現実を見て取れないのではないでしょうか。
そして、出来るだけこの団体、また日本に非正規か正規で滞在しているみなさんと会いたくて、一緒に解決策を模索したいです。

よろしくお願い致します。

2012年4月6日金曜日

ボランティアの感想

こんにちは、去年12月からボランティアをさせていただいている李です。


私は去年十月留学生として日本へ来まて、日本の大学院で社会学を研究したいです。そして、卒業後、NGOやNPOで働くのは私の夢です。ちょうどそのとき、インターネットでAPFSを知り、ボランティアになれば、私みたいな外国人に支援できるし、自分の能力の向上にも役に立てる、と思って、応募しました。

正直に言って、非正規滞在者という問題は、中国にいるときはいうまでもなく、日本に来ても考えていない問題です。まだボランティアになって日が浅いのですが、講座、パレード、相談など、APFSが主催する多種多様な活動を通じて、その問題に触れ、考え始めます。自分は外国人ですが、中国にいる家族や学校の先生たちから物質的、そして精神的な支援を受けて、充実した生活を送っています。仕事、結婚、子育て、病気、さまざまな国から日本へ来た外国人はそんな多くの問題を抱えることに私はびっくりしました。外国人としての生活の難しさを身にしみて感じます。「不法滞在者」を語ると、ちょっと怖い印象を与えますが、実際に多くの方は、罪とか何もなくて、日本で合法的な滞在資格を持って自立したがるだけです。できるだけその方々を支援したいと私は思っています。

私にとって、ボランティアとしての生活が始まったばかりです。もっとAPFSを知りたいです、もっと外国人の方に会いたいです。皆さんと一緒に頑張ります。

2012年3月20日火曜日

スラジュさんパレード行いました

本日、新宿にてスラジュさん事件をより多くの方に知っていただくため、パレードを行いました。

総勢60名ほどのスラジュさんの友人、支援者などが参加し、人通りの多い新宿の中心部を歩きました。
沿道の方々の中には詳しく事件の詳細をたずねる方もおり、支援者の輪を少しずつでも広げられたのではないかと思います!

2012年3月12日月曜日

スラジュさん国賠第3回期日終わりました

本日3月12日14時~、スラジュさん事件の国賠の第3回期日が行われました。

前回被告である国に対し、認否保留ではなくきちんとした対応を、と裁判長の指摘がありましたが、それを受けて今回、国が出してきた準備書面は原告であるこちら側が提出した内容の要旨でした。こちらの主張になんら異論を主張しない=事実関係に争いなしということではないのか、と弁護団も詰め寄りましたが、それに対し被告は内容を整理しただけ、刑事処分に支障が出ないようにしたい
・・とのこと。認否保留に加え、こうした対応は不誠実にも程があり、「いつまでうやむやにするんだ!」と傍聴人の間でも怒りの声が出ました。

裁判長の提案で、次回までに原告はこれまでの主張をまとめ、出来ることを尽くして、後は裁判所で対応を考えるとのことでした。

次回は5月21日(月)16時~705法廷です。いつまで国がこうした対応を続けるのか皆さんの目で是非見ていただければと思います。傍聴のご協力、よろしくお願いします。

2012年2月3日金曜日

スラジュさんのお友達がつくった映像です

スラジュさんの友人たちが、スラジュさんの思い出を語る映像を作りました。
YOU TUBEで見ることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=5fRMq1YjQX8

思い出話の中から、スラジュさんがどんな人だったのか知ることができます。
とてもシャイだったみたいですね・・・。
友人にとても好かれていたのが分かります。。。

2012年1月30日月曜日

「多田謡子反権力人権賞」のお祝いとしてお花を頂きました

APFSは、2011年12月に「多田謡子反権力人権賞」の受賞しました。受賞のお祝いとして、板橋区高島平の住民有志の皆さまからお花を頂戴しました。高島平ACTの事務所がある「ラジャ」まで、届けていただき、団体創設者の吉成勝男が受け取りました。心のこもったお花をありがとうございました。

2012年1月16日月曜日

スラジュさん国賠第2回期日終了しました

本日、14時から東京地裁705法廷でスラジュさん事件の国家賠償請求訴訟第2回が行われました。

被告の国側はあくまでも刑事処分が出るまで認否保留・・と前回と全く同じ対応。誠意のない国側の態度に憤りを覚えました。これに対し、裁判長から刑事処分とは並行的に進めていくよう検討してくださいとの発言がありました。 次回以降、国側が見方を明確にし、少しずつでも前進していくことを期待します。

次回の第3回期日は、3月12日(月)14時~705法廷です。
引き続き傍聴のご協力をお願いいたします!

写真は地裁に入る弁護団と原告です。

2012年1月9日月曜日

The Japan Times 3日付 スラジュさん事件掲載

明けましておめでとうございます!

新年早々、スラジュさんの事件が1月3日付のジャパンタイムスに掲載されました。
昨年日本在住の外国人に影響を及ぼした人権関連ニュース10のうちの7つ目という
ことです。
http://www.japantimes.co.jp/text/fl20120103ad.html


1月16日(月)にはスラジュさん事件国賠の第二回期日です(東京地裁705法廷14時~)。
より多くの方が傍聴にお越しいただくことはそれだけで真相究明への大きなパワーとなります。
皆様のお越しをお待ちしております。