2012年7月30日月曜日

スラジュ事件 不起訴抗議アクション!

今月3日、スラジュさんの国費送還に関わり2010年12月に書類送検されていた入管職員が不起訴処分となったことは先日このブログでもお知らせしました。
この不当な不起訴処分に抗議するため、本日は一日抗議アクションを行いました。

11時半から、国家賠償請求訴訟第5回期日が東京地裁705法廷で行われ、今回も傍聴席は満席となりました。今回期日では、期日間に不起訴処分が出たため、これまで千葉地検が持っていた記録を新たに確認し検討していくことが確認されるのみで終了しました。

12時からは場所を弁護士会館に移し、千葉地検の主張する不起訴処分の理由(再鑑定の結果スラジュさんの心臓に疾患がありそれが死因であったことなど)が弁護団の先生から説明されました。また今後の方向性として、刑事処分後の新しく出された鑑定書などを詳しく確認し、検察審査会も視野に入れていることなどが伝えられました。


15時からは千葉地検前で抗議アクションを行いました。このブログにも以前載せた抗議文を千葉地検に提出、担当検事は不在でしたがスラジュさんの奥様から事務官に直接手渡しました。すでに刑事処分は出ていますが、異例ともいえる「嫌疑なし」の不起訴とした千葉地検の判断は、身内をかばっていると感じざるをえません。こうした不当な判断には断固として抗議していく必要があります。



1日アクションを通しでご参加いただいた皆さん、暑い中本当にありがとうございました。国賠を傍聴してくださった方々もいつもありがとうございます!次回第6回期日は10月1日(月)15時半~705法廷です。引き続き傍聴席をいっぱいにしてこの事件の重要性を裁判長に訴えていきましょう。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。