2011年6月24日金曜日

早期起訴要望書 739筆 提出しました

 本日、「スラジュさん事件の早期起訴処分を求める要望書」739筆を千葉地検に提出しました。スラジュさんの奥様から直接、担当の村上検事に手渡しすることができました。今回、村上検事は要望書を受け取るのみで、スラジュさん事件の処分の目処などには言及しませんでしたが、739筆分の要望書の重みと共に、署名してくださった皆さんの想いは村上検事に伝わったと思います。
昨年末にこの事件が書類送検されてからすでに6ヶ月・・。今回の要望書が起訴処分への後押しになると信じています。

要望書にご署名頂きました皆さま、本当にありがとうございました。スラジュさんや奥様の友人知人の皆さまはもちろんのこと、この事件をたまたま知り、ご自分で要望書をコピーして周りの方に声をかけて集めてくださった方が多くいたこと、本当に多くの方がこの事件の早期真相究明を望んでいることを感じました。

本日千葉地検にて スラジュさん奥様とAPFSスタッフ
スタッフが左手で抱えているのが要望書の束です
現在、スラジュさんの事件は、民事のほうでも弁護団の先生方が国賠を検討しております。今後もこのAPFSブログやサイトで報告していきますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いします。

2011年6月16日木曜日

ボランティアの感想です。(宣さん)


こんにちは。ボランティアの宣です。

本日は代表の加藤さんに付き添って、品川の入国管理局に行ってきました。初めての入管かつ収容されている方との面会があるということで、前日から緊張していました。

立派にそびえたつビルの上の階に収容施設はありました。収容されてしまうと、外出することもできないのはもちろん、自由が拘束される厳しい環境におかれるとのお話を伺ったことがあったので、日常の中に平然と存在していることに違和感を覚えました。

収容所でお会いした彼らは、(超過滞在以外には)罪を犯すこともなく日本に約20年間滞在していました。日本社会で捕まることが非日常な私にとって、いつ捕まるかわからないという日常を暮らす彼らの苦しみは、想像を絶しており、やりきれない気持ちになりました。これからは私だけでも面会に赴けるようになって、一人でも多くの人の助けになれるよう頑張りたいと思いました。

2011年6月11日土曜日

お茶の水女子大学の皆さんがお越しになりました

お茶の水女子大学の皆さん(21名、引率 熊谷圭知教授)がAPFS事務所を訪問してくださいました。

理事のハッサンさん(バングラデシュ出身)より、2011年3月以来、岩手県陸前高田市・大船渡市で行っている被災地への炊き出し活動について、報告をしました。

ハッサンさんは自ら経営しているレストランの仲間と共に、6回程炊き出しに行っています。率先して、被災地に入ったハッサンさんの熱弁に、皆さん聞き入っていました。

また、代表理事の加藤から、非正規滞在者が日本社会において抱える問題点についてお話をしました。生まれながらに非正規滞在者となってしまう子どものことや、入管法の改正に伴い、非正規滞在者が外国人登録からはじかれてしまうことに、皆さん、特に関心を持っていたようです。

当団体活動に対して、多くの方に関心を持ってもらうことが大切です。
今後も同様の機会を設けることができればと願っています。