2009年11月29日日曜日

防災について勉強

本日は東京都助成の「シェアミーティング」を行いました。

今回の題材は「防災」。新宿区で外国人支援をしている共住懇の山本さんに最初に防災関連の基礎知識をお話頂き、その後参加者のフリーディスカッションになりました。

地震が起こったときに避難する場所を知っている人が意外に多く、中には会社や子どもの学校での避難訓練でAEDや消火器の使い方を知ってる人もいました。

参加者の母国であるフィリピンや中国、イランなどでも地震はあるとのことですが、避難訓練などはなかったとのことです。

2009年11月28日土曜日

在留特別許可&仮放免!

今週は嬉しいニュースが3件も!

APFSが支援してきたフィリピン人家族が2家族、在留特別許可を取得しました。電話でAPFS事務所に一報が来たとき、幸せそうな家族の声が本当に印象的でした。こういう活動をしていると切ないことも沢山ありますが、こういう瞬間は本当に嬉しいものです。。。

また、昨日は難民申請中で収容されていたミャンマー人女性の仮放免が認められました。今日は事務所にわざわざ挨拶に来てくれましたが、3ヶ月ぶりに外を歩いて変な感じです・・と嬉しそうに言っていました。収容施設で面会した時の暗い表情とくらべて本当に輝いていました。

2009年11月21日土曜日

フィリピン人女性の国際結婚


本日はルーテル学院大学の原島博先生にフィリピンでの国際結婚の現状についてお話をいただきました。

フィリピンでは、フィリピン人女性が日本人男性と結婚して日本移住する前に渡航前のガイダンスを受けることが義務となっているそうです。ガイダンスの中では日本で定住するうえで必要な情報提供が行われます。再入国許可制度や永住権の取得条件、子どもが生まれた場合の2重国籍について、また日本での結婚生活の豆知識(日本人夫の特性(?)や姑とのつき合い方など)も説明があるそうです。

改善の余地はあるとは思いますが、送り出し国であるフィリピン政府のこうした支援を見習い、受入れ国側である日本政府も、例えば市区町村レベルで外国人登録の際に同時にオリエンテーションを行うなど受入れ体制の向上が求められています。またAPFSのような外国人支援団体もこうした必要性を考慮に入れ、新しい活動分野を模索することが必要だなと思いました。

*この講座は「ダイワSRIファンド」の助成をいただいています。

2009年11月20日金曜日

ハッピーバースデー!


ミャンマー人支援に長年携わっている西田敦先生の誕生会を行いました。西田先生はこれまで2000人ほどのミャンマー人に日本語を教え、また、困っているミャンマー人の相談にのってきました。80歳を超えた今でも精力的に活動をし、週に1度は品川の入管にミャンマー被収容者の面会にも行っています。

これまでAPFSは西田先生に様々な場面でご協力を頂いてきました。今後も末永く、宜しくお願いします!

2009年11月16日月曜日

第二回 日本料理教室開催




11月15日(日)、第2回料理教室を開催しました。今回は昆布や干ししいたけからだしをとったあさりや小松菜の本格お味噌汁、土鍋を使っての絶品きのこご飯、そして柚子ごしょうドレッシングのサラダという献立。なかなか砂抜きしないあさりと格闘しながらも、皆さん和食の基本を学んでいました。


天然のだしとは思えないほどうまみ凝縮のご飯とお味噌汁に参加者皆さん大満足。また、日本のスイーツ(?)ということで、無水鍋を使って焼き芋をつくり、これがまた大好評。以外に一番人気だったかも・・。



日本料理も今回が最終回。今年6月から始めたアジア料理教室は盛況のうちに終了しました。ご参加いただいた方、ありがとうございました!

2009年11月10日火曜日

In 韓国!


韓国にて移民支援の団体を訪問しました。
3泊4日で5団体&1大学を訪問し、各団体の活動を見聞き、最近の韓・日の移民を取り巻く状況について情報交換を行ってきました。

韓国の移民政策は日本に非常に似ていて、話をしながら同じ支援者の立場で共感・共有するものをとても多く感じました。日本では2003年から始まった非正規滞在者を5年で半減するキャンペーンも、韓国で昨年から同じく5年で半減をうたって始まったそうです。現政権であるイミョンバク政権下では、前ノムヒョン政権時に築かれた政府とNGOとの連携関係が崩れ、支援団体として今は苦しい時期・・と話す団体スタッフも多かったです(日本の新政権の移民政策は未だ未知数ですが)。


運悪く、滞在中はあちらでも珍しい時期外れの寒さ。最高気温が5度の日も・・。そんな中でも充実した訪問ができたのは、温かいお粥やチゲ、伝統茶などおいしい韓国料理のおかげでした。