2011年8月31日水曜日

第1回期日決まりました! 

スラジュさん事件国賠訴訟の第1回期日が決定しました。
2011年10月31日(月)14時~東京地裁705法廷です。
 
皆様の傍聴が真相究明へのパワーになります!
ご協力よろしくお願いいたします。

2011年8月29日月曜日

スラジュさん事件報告集会

昨日、スラジュさん事件の報告集会が無事終了しました。
50名弱の方が参加し、事件のこれまでの経過報告や弁護団の先生によるこの事件の問題点(例えば、法定外の戒具の使用の事実、執行経過を記録するはずのビデオ撮影を恣意的に中断していた点など)、今後の事件の動向などの講演がおこなわれました。

今回の報告会には、大阪から来たスラジュさんのいとこや友人・支援者の皆さんも駆けつけ、生前のスラジュさんとの思い出、事件への思いが語られました。また、スラジュさんが描いた魅力的なイラストも展示し、スラジュさんの人となりが偲ばれました。

今後は国賠の中での真相究明となります。国賠日程などはAPFSサイトやブログなどでアップしますので傍聴へのご協力、よろしくお願いいたします!

2011年8月6日土曜日

スラジュさん国賠記者会見 掲載されました

昨日のスラジュさんの国賠記者会見、ネット上にいくつかアップされました。
期間限定だと思いますが、確認してみてください。




新聞は、朝日・日経・東京新聞の8月6日付朝刊それぞれ社会面に掲載されました。

2011年8月5日金曜日

スラジュさん事件国賠提訴しました

昨年国費送還中に死亡したガーナ国籍のスラジュさんの事件に関して、本日午前中に国家賠償請求訴訟を提訴しました。スラジュさんの奥様とお母様が原告となり、国と、護送に付き添っていた入管職員9人に対して、損害賠償を求める提訴です。

通常、国のみが被告となりますが、証拠保全の中で出てきた資料により、送還時に入管職員が自費で購入した結束バンド(戒具として認められていません)をスラジュさんに使用したり、送還状況をビデオに撮っていたにもかかわらず途中で撮影を中止するなど、過失行為というよりも故意による暴行ともとれる事実が判明したため、国と共に入管職員も責任を負うべきとなりました。
ちなみに、証拠保全の申し立てをした時、法務省は当初、まさにこうした該当する入管職員の聞き取り資料などの提出を拒みました。その後の裁判所の画期的な開示命令により、資料が出され、上記のような入管職員の行動が明らかになりました。法務省は明らかにこうした重大な事実を隠蔽しようとしていたわけです。

午後には上記提訴について東京司法記者クラブにて記者会見を行いました。多くの記者が会見に参加し、外部からはエコノミストなど海外メディアの記者も参加しました。