2022年12月14日水曜日

大学生の事務所訪問&大学でのお話し

 先月から今月にかけて、大学生の皆さんに私たちの活動や日本に住む外国人が抱える問題についてお話する機会に恵まれました。これから研究テーマを決める1年生から、既に研究している院生の方にまで、お話することが出来ました。

意欲的な学生さんも多く、質問の内容も基本的なものから、自分の研究するテーマに合わせ、かなりピンポイントの質問をする方もおり、私自身色々と気づかされます。先日は久しぶりにスラジュさん事件を質問してくれた学生さんがおり、同事件の解明支援活動に関わっていた私としては改めて当時を思い出しておりました。11年前の事件ですが、今でも送還含め収容の問題は改善するどころか悪化の一途です。目の前の支援活動を続けながら、より多くの方にこうした問題についてお話ししていきたいと強く思いました。

(写真)11月11日 APFS事務所にて 立教大学野呂ゼミの皆さんとゲストスピーカー


2022年3月8日火曜日

中学校夜間学級への入学支援(ボランティアさんからの投稿)

 当A.P.F.S.は、わが国に在留している方々の子女の中学校夜間学級への入学を支援している。

3月1日、バングラデシュ出身の17歳の男性にボランティアとして同行し、入学の面接試験を受けるため世田谷区立三宿中学校夜間学級を訪問した。

面接試験の結果、4月6日からの入学が許可された。

1年間は日本語、2年目はその他の科目の授業も受け、中学校卒業となるとのこと。

卒業後、何人かは高校に進学するという。

生徒の中には、何らかの事情により義務教育を終了できなかった方や中学校で十分に学べなかった日本人もいるとのこと。。

日本語を十分に理解できない彼に対し、先生方の親切で、辛抱強いご対応に深い感銘を覚えた。それと同時に、わが国の教育制度に感心した。

半年後、そして1年後、彼の日本語レベルがどの程度向上するか楽しみである

(三宿中学校夜間学級 HPより引用)


2022年2月15日火曜日

本日は横浜入管でした

 本日は横浜入管で仮放免手続き。

いつもながら思うのですが、仮放免の身元保証人探しは被収容者にとってハードルが高いです。保証人と聞くと、ヘタをすると借金を肩代わりさせられるなど、日本人にとって一般的に怖い印象があるからだと思います。また、住民票や課税証明書、残高証明書などプライベートな書類を入管に提出しなければならないのも敬遠される要因。しかも、今回の横浜入管は品川や牛久の収容施設で仮放免の際に必要とされている書類に加えて、戸籍謄本や履歴書の提出が必要とのことで、保証人の家族関係、学歴、職歴までも入管に見せるのは・・・これでは益々保証人を頼みづらいですね。

とりあえず本日の手続きは無事終えることができました。海を横目でみながら、空が狭い板橋の事務所に戻ります。

2022年2月1日火曜日

本日はメンバーさんがボランティアしています

 1年ぶりのブログの更新になってしまいました。

本日は、入管で仮放免更新を終えたメンバーさんが、事務所でボランティアをしてくれています。

年4回のニュースレターの送付作業ですが、これがなかなか手間がかかります。コロナ禍で今はボランティアさんのほとんどが在宅なので、スタッフのみで頑張りますがいつもより送付に時間がかかります。今日は強力な助っ人が来てくれて本当に助かっています♪