2011年5月2日月曜日

バングラデシュカレー500食提供活動を終えて(ハッサン)

シャジャハーン バイタリク(ハッサン)(A.P.F.S.理事/パドマ)

※ハッサンさんのレストラン、パドマのblogへのリンクを付けました(2011/5/2)。
リンクは、→こちら←からご覧いただけます。

○被災地に行こうと思った動機
私のできることやりたかった。「大変かな」といくら思っても、被害者の気持ちは分からない。私たちは分からない。家族がなくなるとか、どのくらい辛いかな。とても辛い。家帰って、風呂入って寝られない。どういう世界かな。その人達(被災者)のために、何でもいいから、「みんな頑張ってください」と、出来る限りなんでもやりたい。私の仕事場(パドマ/イタリア・バングラデシュ料理)これだから、私一番(食事の提供が)やりやすい。みんな(に)一瞬でも温かいもの(を)食べて(もらって)、私の気持ち伝えようかなと思った。

○取材よりも、被災者のために
私の国の名前も宗教も言わないで(現地に)行こうと思った。言いたくなかった。宣伝のためにやっていないし。取材の人にも、「取材のために来ていないし」と(言って)取材の人たちも断った。仕事やりながら聞いてくれと言った。その(取材の)ためじゃなく、同じ人間として(被災者を助けるために来た)。

○みんな一緒に
(自分に)日本から出た方がいいよという人もいるが、みんな一緒だから、出ていくなら日本人みんな(が出ていくとき)じゃないと。

○人生で初めて幸せ
幸せ。人生で初めて幸せと感じた。私、3日くらい寝ていない。緊張感もすごいし、重い仕事もすごかった。往復(車を)運転して、身体はボロボロの状態だった。(活動後家に帰って)お風呂に入って、缶ビールを飲もうとしたが、ビールを飲めないくらい疲れていました。身体は。

4時間寝たら、仕事に戻った。身体の疲れも全て取れ(てい)た。それはなぜか、幸せの気分だから。幸せだから、身体の疲れもすぐに取れた。普段は長時間運転すると、足に痛みが出るが、今回は何とも感じなかった。

みんな年寄たち、あんな苦しい中頑張っている。寒い。食べ物がない。外出られない状態になっている。雪が降っている。おにぎりだけ、味のないおにぎり、ただのごはんだけ食べて。(その光景を見て、自分は被災地で)朝から食べられなかった。私たちこんな贅沢な生活しているのに。それ考えると食事が出来なかった。そのとき(食事の提供が終わった後)、(被災者に)もらったおにぎりを初めて食べた。

500人の食事作ることは、私プロとして難しいことではなかったが、何が違うかって、今まではお客さんのために作る。お客さん食べて、お金払う。商売だから、売れたらいいこと。売れなかったらしょうがない。今回の場合は、何かの原因でミスがあったら、時間が遅れたりしたら、代わりがない。500人約束した、私がやると大丈夫と責任をもった。何かの原因で、出来なかったらどうしようと、失敗許せない状態、すごい緊張感、プレッシャーがかかった。そういう経験は初めて。それが無事にできて、幸せな気分になった。今まで、何が幸せと考えたことなかったが、(今回)幸せを味わうことができた。おじいさん、子どもたち、おかわりして喜んでくれたことは、すごい人生、忘れられないこととして残る。

○女鹿さん(現地で調整をしてくれた県庁職員)と市役所職員に感謝
加藤さんの友達、女鹿さんのおかげ言っても、おかしくないくらい、(女鹿さんは)大変大事な仕事をしたと思う。助かりました。そうじゃないと、下道(したみち)ナビ(が)ないし、人もいないから聞けないし。情報とか教えてもらったり、(女鹿さんが)6時に(インターチェンジに)来(てくれ)た、(きっと女鹿さんもあまり)寝ていない。それに感謝する。向こうの役所の方たちを受け入れてくれたことに感謝する。そうじゃないと行くこと出来なかった。

○岩手県大船渡市の皆さんへ
色んなものがなくなったり、家族がなくなったり、友達がなくなったり、胸が悲しいでいっぱいだと思うけど、行く先もないし、生きていく気持ちもなくなっている(と)感じ(ることがあってもそれ)はおかしくない。
自分のためだけでなく、みんなで頑張らなきゃ。みんなあなたたちの心強くするために応援しています。全国のみんな、世界のみんなのためにもう一回ゼロからやり直し、心強くして、(被災地の)みんな強いと思う。絶対乗り越えられる。それ信じて頑張ってください。ありがとうございました。

○末先小学校で皆さんから拍手を受けて
みんな、ありがとうございます。拍手を受けたのが、すごく恥ずかしかった。逆じゃないですか(私たちが皆さんに拍手を本来ならすべきなので)。すごい恥ずかしかった。(被災者の皆さんが東京に住んでいる)私に文句言っていいから、叩いていいから。(私は)東京で贅沢生活やって、(被災地の皆さんは)あんなひどい目に合わなくていけなくて、(でも)私たちに拍手をしてくれた。恥ずかしかった。

○買い占めに一言
(東京は)買いすぎて、パニックになっている。向こう(被災地)は(食事が)おにぎり一個。(東京は)あれない、これないって、買っている。何も(支援活動を)やらなくていいから、(まずは)一度(被災地)見てきてほしい。自分のやっていること(買い占め)の間違いに気が付くと思う。

○これからに向けて
向こうにしばらくいて食べ物作ったり、向こうの解体を手伝ったりしたい。
その代わり、(その間)私の会社誰か見てくれたら。。