2010年5月31日月曜日

ボーリング大会&懇親会を行いました

ボランティアの五十嵐です。

5月30日(日曜)、ボーリング大会と懇談会が池袋のロサ会館にて行われました。APFSスタッフ、ボランティア、外国人会員とその家族が集まり、総勢24名の笑顔あふれる一日となりました。
ボーリング大会では、それぞれのレーンに4人ずつに分かれ、白熱したゲームが繰り広げられました。
特に上位者にはその後の懇談会で表彰式と景品の贈呈があるということもあり、みなさまより一層の熱が入っていたように思われます。
上位はフィリピンの方と日本人の方のし烈な争いになっていたようです。

その後に行われた懇談会では、19名の方が参加されボーリング大会と同様に大変な盛り上がりをみせました。
APFSスタッフ、ボランティア、外国人会員とその家族の方々分け隔てなく共に飲み、食べ、歌い、交流していた姿がとても印象的でした。カラオケでは、外国人会員が日本の歌をうたい、日本人スタッフが英語の歌をうたうといった姿が見受けられ、文化交流といった意味でもとても意義ある時間になったのではないかと思います。

正直、この会に参加するまではボランティアの私としては正直少々不安ではありました。在日外国人の方々に対する、かわいそう等といったイメージに囚われていたのだと思います。
でも、ボーリング場でみなさまを見た時にその考えは根底から覆されました。実際に外国人会員のはじけるような笑顔や前向きさを目の当たりにして、逆に私がたくさんの元気をもらったように思います。これをきっかけにより在日外国人について興味を持ち考えていけるようになる事が自分の今後の課題だとも気付きました。

このボーリング大会と懇談会を通して、より一層みなさまの距離が近くなったことと思います。
さらにまたこれをチャンスとして、共に成長していける事を願っています。



2010年5月29日土曜日

「青年のための国際理解フォーラム」で講演をしました

代表の加藤です。

5月28日(土)武蔵野市国際交流協会で行われた、
「青年のための国際理解フォーラム」で講演をしてきました。
国際理解を中心に、社会の諸課題について考え、
また行動するきっかけを提供するために、長年開かれている
フォーラムです。
若手社会人や学生が実行委員会を結成し、運営されています。

当日は4つの分科会があり、
加藤は「ワークライフバランス」を中心とした分科会に講師
として呼んでいただきました。
加藤の講演タイトルは、
「ワークライフバランスとライフワーク-やりたい事を仕事にする-」

大学生から若手社会人まで、およそ30人の方が参加していました。
仕事もボランティアも家庭も大事にしたいけど、
どう両立できるのかということに真剣に悩んでいる方が
多かったように感じます。

なぜ、加藤がNGO専従という道を選んだのか、
また、なぜ外国人相談を仕事にすることになったのか、
お話をさせていただきました。
講演の最後には、20代のうちは「Try and Error」で
とにかく興味のあることはやってみたら良いと
アドバイスさせていただきました。

このアドバイスは、他に講師としていらしていた、
光畑さん(有限会社モーハウス)のアドバイスと
偶然にも一致しました。
「ワークライフバランス」は守りではなく攻めの姿勢でこそ、
実現するのではないかという気がしています。

そして、分科会に参加されていた方の中から、
早速、APFSボランティアになった方もいます。
人の輪が早速、つながりました。楽しい時間をありがとうございました。

追伸
加藤はかつて、上記フォーラムに実行委員として関わっていました。
3年ぶりに講師として、この場所に戻ってこれたことを嬉しく思います。
呼んでくださった実行委員の皆さまに感謝します。

2010年5月22日土曜日

「在留特別許可」を取得した家族のお祝い会

代表の加藤です。

5月22日(土)、高田馬場のビルマ料理レストランにて、
2010年3月に「在留特別許可」を取得したAさん家族(ビルマ出身)
を囲んでお祝い会をしました。
APFSスタッフ、ビルマの仲間、新しいボランティアまで総勢15名ほど
が集まりました。

Aさんが初めて、APFSの事務所を訪れたのは2007年4月のことでした。
相談に訪れた時点で、旦那さんが入国管理局に収容されており、
Aさん家族の闘いは既に始まっていました。
4年近くもの間、Aさん家族は「在留特別許可」のために、
動いていたことになります。

Aさん家族は、「在留特別許可」を求める中で、
署名活動を精力的に行っていました。
小学校に進学したばかりの長女が、お母さんと一緒に
「家族のためにお願いします。」と頑張っていた姿をふと思い出しました。

新しいボランティアにとっては、
実際に、「在留特別許可」を求めて闘ってきた家族に直に
初めて接する機会となり、色々な気付きがあったようです。

Aさん家族は今後はボランティアとして、APFSの活動にかかわってくれます。
今後も共に歩んでいければと願っています。

2010年5月18日火曜日

遊座大山商店街振興組合 創立60周年記念式典に出席しました。

代表の加藤です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

5月18日(火)の夜、地元商店街の式典に出席をしました。
APFSはより地元に根付いて活動をすることを目指し、
2009年より商店街に加入しています。


板橋区長、地元選出の衆議員議員をはじめ、
そうそうたる顔ぶれが集まっている、華やかな会でした。
60年の歴史を振り返り、商店街をもっと活性化させようという意思が確認されました。
平均年齢45くらい?圧倒的に僕は若かったです。

地域でいつどのような催し物が行われるか、
地域により浸透していくには何が必要なのか、
親切な商店主さんたちが色々と教えてくれました。

そして、商店街が催す「サマーフェスタ」(俗にいう盆踊り)に
今年も出店することになりそうです。
商店街に「アジア」な色が加わります。

APFSはビルマ料理、フィリピン料理の屋台で出店するかもしれません。

浴衣を着た人がどっと繰り出します。
賑やかな商店街を見たいという人には、うってつけのイベントです。

「サマーフェスタ」は7月31日・8月1日です。
詳しいことが決まりましたら、またブログでもお伝えします。

2010年5月14日金曜日

エコノミストに掲載されました

雑誌「エコノミスト」にスラジュさんの事件含め日本の入管政策についての記事が掲載されました。

http://www.economist.com/world/asia/displaystory.cfm?story_id=16113280

執筆したエコノミストの記者の方は、4月20日に行ったスラジュさんの事件についての記者会見(於日本外国特派員協会)に参加していました。記者会見後も何度もAPFSに質問の連絡を取り、丹念に取材していました。この取材に対しずっと対応・連絡をとり続けてくれたのはAPFSボランティアのRさんです。今回の記事掲載の一番の影の功労者です。ありがとうRさん!APFSはこうしたボランティアさんたちの情熱で成り立ってることを実感します。

この記事が少しでも、スラジュさん事件の真相究明、ひいては日本の入管政策の改善のためにプレッシャーになってくれたらいいなと思います。