2010年6月2日水曜日

茨城収容施設にて面会

本日は茨城の入国管理局に面会&仮放免の申請に行ってきました。

イラン国籍のAさん、パキスタン国籍のMさん、ナイジェリア国籍のGさんに面会してきました。3人とも収容は長期(半年以上)に及び、Mさんは収容前に比べて17キロもやせ、白髪が一気に増えてしまいました。Mさんには日本人配偶者との間に幼い子どもがいます。「面会で子どもに会うと別れた直後本当につらい・・」と、会いたい気持ちとは裏腹な複雑な気持ちを話していました。
Aさんは数日前、「夜、突然頭がばかになって・・頭を壁に叩きつけてしまった」とおでこの傷を見せました。

無期限収容がもたらす精神面への影響は本当に怖いです。数ヶ月前にこの収容施設で自殺したブラジル人は、自殺する当日家族と電話をし、「仮放免されたらどこに行きたい?」と子どもに聞いてたそうです。そしてその夜自殺したとのこと・・(Aさんに聞きました)。

彼/女らをこのような究極な精神状態に追い詰める必要がどこにあるのか?憤りを感じずにはいられません。