先日こちらのブログでお話しした、送還中に死亡したガーナ国籍のSURAJさんのこと。
SURAJさんの優しい人柄をもっと皆さんに知ってもらいたい、ということで奥様に了承
を得て、SURAJさんが収容施設の中から奥様に書いたお手紙を皆さんに読んでいた
だこうということになりました。
(以下、本文は本人が書いたものそのままです。SURAJさんは日本語の勉強も熱心にしていて
漢字もたくさん書けるようになっていました。)
ゆうこへ
お元気ですか 最近手紙が書かなくてごめんね いろいろ
ことで頑張てるで有難 くれからも一緒で頑張ろうね 先週
急に声がおかしいかった事はね ずっと考えて頭の中で心配で
どう事か でも今は大分良くなたみたいで安心したいます。いつも
心配してるのは体の事ね たまに疲れたら ちうと休んでも
意いからね 命がいち番からね 体に気を付けてお幸せにいてくれる
ずっと一緒ね どんどん寒なったいから 風邪いけないで
体に注意してくださいね
アウドゥ スラジュ
2009年12月4日
「命がいち番からね」と言っていたSURAJさん、最後までずっと周りの人の体を気遣っていました。