2009年12月21日月曜日

食糧の配給を行いました。



このブログ、若手スタッフ2名でやっていこうと始まったのですが。。。

何と今日が初投稿です。


筆不精にも程があると反省しつつ、これから少しずつ書いて
いきたいと思います。


20代男子な僕からは、ちょっと前のお話になりますが、
11月末に行った食糧の配給についてお知らせします。

未曾有の大不況な今日この頃。
非正規滞在外国人をめぐる生活状況の悪化・・。
何とかしなければと、APFSでは食糧支援を始めることにしました。

この度「セカンドハーベスト・ジャパン」さんのご協力を得て、
300キロ近いお米ほか、ジュース、お菓子を15
外国人家族に配ることができました。
米には有名銘柄「ひとめぼれ」が含まれていたり、
某有名コーヒーチェーンのお菓子もあったりと、
大充実の内容でした。


日本人のスタッフが一方的に配るのではなく、
食糧をもらう側の外国人会員達が率先して、
食糧を分ける作業をやってくれました。

実は「300キロの米をどう分けよう・・」と
密かに途方にくれていたのですが、
フィリピンとビルマの出身のメンバーが、
手際よくあっという間に米を分けてくれました。
助け合いで、作業もスムーズです。







食糧をもらった家族からは、「大変助かる」「ありがとう」と
声があがりました。
今回、この食糧支援に関わってくださった全ての方に
感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございます。

「本当は仕事をして、自分たちの力で生きていきたい。」
何人もの非正規滞在の外国人から、こんな声を聞きました。
 しかし、非正規滞在であるがゆえに、彼/彼女たちには様々な制約が
存在しています。

そんな中でも、彼/彼女たちには成長期の子どもがいる
こともまた事実なのです。
成長期に子どもがいつもお腹を空かせている。
そんな状況はどうか生みたくないと思っています。


食糧をずっと与え続けていくことは望ましくないと考えています。
厳しい中でも、どうにか自立する道を見つけていかないといけない。

しかし、今の不景気のダメージは恐ろしいものです。
今は緊急事態だと思っています。
当面、食糧の配給を続けていくことが必要だと考えています。
また、続報をお知らせできればと思います。