昨年末の入管職員10名の書類送検に伴い、昨日1月11日17時15分より、スラジュさんの奥様、弁護団、APFSによる記者会見を行いました。送検のタイミングでの会見は若干微妙とも言えますが、事件から9ヶ月経ってもなかなか動きがなかったことで、この事件が忘れ去られてしまうことを危惧し、会見を行いました。
スラジュさんの奥様は会見の中で、送検されたこと自体は歓迎しているが、長期にわたる捜査、また奥様に対する警察からの聞き取りの中で、スラジュさんに既往症がなかったかしつこく聞くなど、持病が原因で死んだかのように持っていきたい警察の意図のようなものがみえたなど不満ももらしていました。
また、弁護団からは、昨年末に行われた法務省での証拠保全(スラジュさんが送還される際に撮られたはずのビデオテープなど、証拠となるものを破棄・改ざんされないために保全すること)では結局数時間待たされた挙句、期日延長となり(証拠保全で期日延長になっては意味ないですよね)、昨日の証拠保全では、こちらが希望していたものの半分しか出してこなかったことなどを報告しました。
色々と阻むものは多いですが、真相究明に向け前に進んでいると信じてこれからも活動していきます。皆様からの引き続きのご関心、ご支援をよろしくお願いいたします。