2011年10月31日月曜日

スラジュさん国賠第1回期日が終わりました

本日はスラジュさん事件の国家賠償請求訴訟の第1回期日でした。

スラジュさんの奥様からの意見陳述があり、5分ほどでしたが今の気持ちを訴えました。この裁判を通して事件の真相を明らかにしてほしい、入国管理局に正式に謝罪してほしい、この二つをお願いしていました。陳述の中で、事件の数日前の面会の際にスラジュさんが「愛だよ、愛があるから私は絶対諦めないの」と言っていたその言葉が今でも毎日耳に聞こえてくると、奥様がおっしゃっていました。20年以上も一緒にいたスラジュさんが亡くなり、その喪失感はいかばかりかと胸が詰まりました。

一方で国のほうは、認否を留保するの一点張りで、誠意を全く感じさせないものでした。

次回は来年1月16日14時~705法廷です。今回は傍聴人が70~80人ほどお越し頂き、傍聴席に座れずに法廷の外で待っている方もいました(傍聴出来なかった方、申し訳ありません)。次回も傍聴席を埋めて、この事件が注目を浴びていることを示したいと思います。傍聴のご協力どうぞよろしくお願いいたします。