2013年6月26日水曜日

第10回スラジュ国賠が終わりました

6月24日(月)、スラジュさん事件第10回国賠期日がありました。今回は主に今後の裁判の日程調整でした。裁判長のほうから積極的に、裁判長ご自身が判決を書きたいとの強い意向を示し、今年度中に結審できる日程が組まれました。楽観視はできませんが、この裁判長でしたら公平に見ていただけるのではないかと感じています。

裁判後は弁護団から今後の尋問日程などの確認とこれまでペンディングとなっていた検察審査会についての言及がありました。検察審査会についてはAPFSにも問い合わせが多く「入管職員のやったことは犯罪であるからきちんと刑事罰に処してほしい。不起訴処分が出ても検察審査会の可能性はないのか」という声をいただいていました。検察審査会に起訴相当議決を求める署名も現在1000筆以上が集まっています。弁護団は審査会に関し、タイミングを見て必ず行う、支援者から集まった署名が無駄になることはないと話されました。

以下、今後のスケジュールをお知らせいたします((予定)としたものは変更の可能性があります。その際はAPFSブログ等でお知らせいたします)。

☆ 9月13日(金)706法廷 10時~17時 入管職員4名の尋問
*残り5名の入管職員に関しても在廷させ、必要があれば質問する
☆(予定)10月23日(水)706法廷 10時~17時 関連医師への尋問
☆(予定) 2月 3日(月)705法廷 15時~         最終弁論

 次回9月13日は、スラジュさんを死に追いやり、被告であるにも関わらずこれまで一度も姿を現さなかった入管職員4名の尋問です。皆さまの傍聴ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。