2012年1月9日月曜日

The Japan Times 3日付 スラジュさん事件掲載

明けましておめでとうございます!

新年早々、スラジュさんの事件が1月3日付のジャパンタイムスに掲載されました。
昨年日本在住の外国人に影響を及ぼした人権関連ニュース10のうちの7つ目という
ことです。
http://www.japantimes.co.jp/text/fl20120103ad.html


1月16日(月)にはスラジュさん事件国賠の第二回期日です(東京地裁705法廷14時~)。
より多くの方が傍聴にお越しいただくことはそれだけで真相究明への大きなパワーとなります。
皆様のお越しをお待ちしております。

2011年12月12日月曜日

スラジュさんイラスト展、無事終了♪

12月10日・11日、西荻窪のキスカフェにてスラジュさんのイラスト展が無事終了しました。


スラジュさんと親交のあった友人たちやこの事件に関心を持った方たち、裁判でご協力いただいている弁護団の先生などが、イラストを見ながらスラジュさんの人柄に思いをはせる素敵な機会になりました。
スラジュさんと同時期に収容されていたという外国人の方も応援に駆けつけ、当時のスラジュさんの様子を奥様とお話しする場面もありました。

事件の真相究明に向けて動いていくのももちろんですが、多くの方にまずはスラジュさんがどんな人だったかを知っていただき、純粋に奥様と日本で暮らしたいと願っていたことを分かっていただく機会をこれからも作っていきたいと思います。

2011年11月22日火曜日

スラジュさんのイラスト展をやります♪

スラジュさんが生前描いていたイラストを西荻窪駅そばのカフェで2日間限定で展示いたします。スラジュさんの人柄が分かるような素敵なイラストです。ぜひお立ち寄り下さい!
メニューにはスラジュさんの奥様手作りのアフリカ料理も並びます(ちなみにこの奥様のアフリカ料理の収益はスラジュ基金に入ります。皆さん注文してくださいね☆)。

日時:12月10日(土)・11日(日)
場所:KISSCAFE(西荻窪駅徒歩5分)
    http://www.kiss-cafe.jp/


2011年11月15日火曜日

はじめまして!

こんにちは。10月からボランティアをさせていただいている平沼です。
私は今大学4年生で、非正規在留者に関する卒業研究を行っています。その研究のために日本における非正規滞在者に関する本を漁っていたところこのAPFSを知り、ボランティアに参加しました。
まだ活動し始めて日が浅いのですが、今までに様々なバックグラウンド、問題を抱えた外国人、またその家族の方が相談に来ていて、事務所に来るたびに驚くばかりです。

私はボランティアする傍ら、非正規滞在者の方にインタビューをさせてもらっているのですが、実際に彼らと話すと困窮した情況の中でも明るさと柔らかさがあり、「不法滞在者」として一般的に語られるイメージとはかけ離れた印象を受けます。同じ日本社会で生活していながら、多くの人は彼らの抱える問題を知ることなく生活しています。日本人がしたがらない仕事をし、一緒に日本社会を支えているメンバーである彼らに、これほどまでに無関心でいいものなのか、間違ったイメージを持って敬遠していい問題なのか、と自問する日々です。

バングラデシュのコンサートに行きました

ボランティアの池田です。11月6日(土)、ウットロンという在日バングラデシュ人のカルチャークラブ主宰のコンサートがあり、代表の加藤さんと行ってきました。
 会場に来ているお客さんのほとんどがバングラデシュの方でした。女性はきれいな民族衣装を着ていたり、日本語ではない言葉があちこちから聞こえてきたりして別の国に来たような感覚になりました。この日はイードと呼ばれるイスラム教の大事な日に当たっており、あちこちで「イード・ムバラク!」という声が聞こえました。

 コンサートは歌、ダンス、演劇(ドラマ)といった内容でした。横の画面に日本語訳も表示されていたので、日本人の私たちにも内容が分かりやすかったです。バングラデシュの有名な歌手の歌や、日本の八木節などが歌われました。バングラデシュの楽器やダンスと共に、観客の叫び声がコンサートを盛り上げていました。

 ウットロンのコンサートは今年で23年目になるそうです。自分が生まれた頃から続いていることにとても驚きました。これからも30年、40年と続けていって欲しいです。

2011年11月7日月曜日

スラジュさん事件 不起訴報道について

一部メディアで、スラジュさん事件に同行し昨年末に書類送検となっていた入国管理局職員について千葉地検が不起訴の方針を固めるとの報道がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111102-OYT1T00775.htm

しかし、これは公式発表ではないため、本日弁護団の先生が千葉地検に確認を取りました。

報道について、地検は全く関知していないとのこと。処分予定もまだ何とも言えない、との回答でした。読売の誤報・・・!?この誤報でどれほどスラジュさんの奥様、友人たちの気持ちが傷ついたか・・。報道する方にはこうした自覚があるのでしょうか?そうしたことにも責任を持って報道してほしいと切に思います。

2011年10月31日月曜日

スラジュさん国賠第1回期日が終わりました

本日はスラジュさん事件の国家賠償請求訴訟の第1回期日でした。

スラジュさんの奥様からの意見陳述があり、5分ほどでしたが今の気持ちを訴えました。この裁判を通して事件の真相を明らかにしてほしい、入国管理局に正式に謝罪してほしい、この二つをお願いしていました。陳述の中で、事件の数日前の面会の際にスラジュさんが「愛だよ、愛があるから私は絶対諦めないの」と言っていたその言葉が今でも毎日耳に聞こえてくると、奥様がおっしゃっていました。20年以上も一緒にいたスラジュさんが亡くなり、その喪失感はいかばかりかと胸が詰まりました。

一方で国のほうは、認否を留保するの一点張りで、誠意を全く感じさせないものでした。

次回は来年1月16日14時~705法廷です。今回は傍聴人が70~80人ほどお越し頂き、傍聴席に座れずに法廷の外で待っている方もいました(傍聴出来なかった方、申し訳ありません)。次回も傍聴席を埋めて、この事件が注目を浴びていることを示したいと思います。傍聴のご協力どうぞよろしくお願いいたします。