2014年2月5日水曜日

スラジュさん国賠 結審 (原告奥様の意見陳述)

2月3日(月)、スラジュさん事件の国賠訴訟が結審しました。
傍聴席は満席で、控室にて20名程度の傍聴希望者が待機という状況でした。
今回は最終弁論でしたが、原告のみの弁論で、被告側の弁論はありませんでした。

最初に原告奥様からの最終意見陳述がありました。

スラジュさんがイラストを書く時の様子やそば好きのスラジュさんが馴染みで通っていたお蕎麦屋さんでのエピソード、桜の咲くころによく散歩した公園での二人の会話など、スラジュさんとの思い出がたくさん詰まった意見陳述を聞いて傍聴者の中には涙をおさえることができない方もいるほどでした。

冒頭で奥様は「心のよりどころを失って私の時間は止まったままです」と述べました。
奥様の時間が少しでも早く動き出せるように、よりよい判決が出ることを願わずにはいられない陳述でした。

(弁護団の弁論、及びその後の報告会については近くご報告いたします。)