2012年8月4日土曜日

スラジュさんの裁判続いています・・


先日の千葉地検の不起訴判断を受け、スラジュさんの裁判が終わったと勘違いされている方が多くいらっしゃいます。

刑事事件のほうは不起訴となりましたが(まだ検察審査会での強制起訴の可能性も残っておりますが)、民事(国家賠償請求訴訟)は引き続き続いています。次回は10月1日(月)15時半~東京地裁705法廷です。不当な不起訴判断に抗議する意味でも、なるべく多くの傍聴人に集まっていただきたいと思っております。ご協力のほどどうぞよろしくお願いします!

2012年7月30日月曜日

スラジュ事件 不起訴抗議アクション!

今月3日、スラジュさんの国費送還に関わり2010年12月に書類送検されていた入管職員が不起訴処分となったことは先日このブログでもお知らせしました。
この不当な不起訴処分に抗議するため、本日は一日抗議アクションを行いました。

11時半から、国家賠償請求訴訟第5回期日が東京地裁705法廷で行われ、今回も傍聴席は満席となりました。今回期日では、期日間に不起訴処分が出たため、これまで千葉地検が持っていた記録を新たに確認し検討していくことが確認されるのみで終了しました。

12時からは場所を弁護士会館に移し、千葉地検の主張する不起訴処分の理由(再鑑定の結果スラジュさんの心臓に疾患がありそれが死因であったことなど)が弁護団の先生から説明されました。また今後の方向性として、刑事処分後の新しく出された鑑定書などを詳しく確認し、検察審査会も視野に入れていることなどが伝えられました。


15時からは千葉地検前で抗議アクションを行いました。このブログにも以前載せた抗議文を千葉地検に提出、担当検事は不在でしたがスラジュさんの奥様から事務官に直接手渡しました。すでに刑事処分は出ていますが、異例ともいえる「嫌疑なし」の不起訴とした千葉地検の判断は、身内をかばっていると感じざるをえません。こうした不当な判断には断固として抗議していく必要があります。



1日アクションを通しでご参加いただいた皆さん、暑い中本当にありがとうございました。国賠を傍聴してくださった方々もいつもありがとうございます!次回第6回期日は10月1日(月)15時半~705法廷です。引き続き傍聴席をいっぱいにしてこの事件の重要性を裁判長に訴えていきましょう。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

2012年7月4日水曜日

不起訴処分に対する緊急抗議声明

スラジュさんの事件で書類送検されていた入管職員10名について、昨日付けで不起訴処分が出されました。スラジュさんの奥様とAPFSは本日、この処分に対し以下の内容で抗議いたします。

この内容は本日行われた司法記者クラブでの記者会見でも配布いたしました。下の写真は記者会見の様子です。

不起訴処分に対する緊急抗議声明



私たちは、事件から2年経ち、ようやく出された今回の「不起訴」処分に対して、強い憤りを感じています。

 

スラジュさんの死因について、保存していたスラジュさんの心臓を再鑑定した結果、腫瘍が発見され、それによる不整脈が原因だったとの判断ですが、家族は心臓の保存の事実は全く聞いておらず、2年経った今、実は心臓を保管しており、元々心臓にあった腫瘍が原因の死亡だと言われても、にわかには信じられません。保管しているという心臓が、確かにスラジュさんのものであるのか、鑑定が確かなものであるのか、疑念を持ちます。

スラジュさんに対してとった入管職員の制圧行為が正当行為の範囲内ということですが、ビデオ撮影が止められ、なんらの記録も残らない中で、どのように正当行為の範囲内と判断したのか、入管側の一方的な主張での判断と言わざるを得ません。今後も送還の際、どのような制圧行為をしても正当行為となってしまうのではないか、恐怖を覚えます。 

現在係争中の国家賠償請求訴訟で、被告である国側から620日付で初めて内容のある準備書面が出されました。その内容が今回の検察側の不起訴の主張と類似しており、またタイミングについても期を一にしている点は、検察と国が摺合せをしていると確信しています。 

私たちは、今回の不起訴処分が、検察と国が結託し人の人権及び生命を踏みにじるものであるとし、厳重に抗議いたします。

201274日 

スラジュ妻  

支援団体 ASIAN PEOPLES FRIENDSHIP SOCIETYAPFS



2012年7月3日火曜日

不起訴処分となりました

スラジュさんの送還に付き添っていた入管職員10名に関し、特別公務員暴行陵虐致死容疑で書類送検されていましたが、本日不起訴処分となりました。

今日午後、千葉地検の担当検事からスラジュさんの奥様に直接説明があり、スラジュさんが死亡したことと入管職員の行為の因果関係がないため、とのことでした。

国賠訴訟(民事)でこれまで認否留保の頑なな態度をとっていた被告である国側から、ようやく先日準備書面が出された直後の不起訴処分・・・国と検察が摺合せしていたのではないかと疑うようなタイミングでした。

今後、国賠訴訟での追及が唯一の真相究明への道となるかもしれません。国賠傍聴のご協力、どうぞよろしくお願いします。(次回期日は7月30日11時半から東京地裁705法廷です)

2012年6月9日土曜日

お茶の水女子大学の皆さんがお越しになりました



お茶の水女子大学の皆さん(17名、引率 熊谷圭知教授)がAPFS事務所を訪問してくださいました。

まず、代表理事の加藤から、APFSを皆さんに紹介しました。続いて、非正規滞在者の統計について、国籍別・在留資格別などの観点から説明をしました。なぜ、アジア諸国から日本への出稼ぎが生まれたのか、日本国家はそれをどのように受け止められているのかなど、日本の外国人政策についても簡単に解説をしました。最後に、APFSが主体的に関わってきた、在留特別許可を求める運動についても説明をしました。

また、ゲストスピーカーのフィリピン出身のGさんが、自分の現在の状況を説明してくださいました。現在、在留資格がなくなってしまって、色々大変な問題を抱えています。感情を込めて一生懸命お話しをしていたので、学生の皆さんも感動していたように見えました。在留資格がないがゆえに、送還の可能性と常に隣り合わせにあります。高校生の息子が日本で一人暮らすことになってしまう状況に直面する可能性もあります。
学生の皆さんは共感的に話を聞いてくださいました。外国人住民が日本でどのような問題を抱えるのかを具体的に理解していただけたと思います。

終了間際には、学生の皆さんから質問を受けました。クリティカルな、問題の根源を問うような良い質問を沢山出していただきました。

当団体の活動に対して、多くの方に関心を持ってもらうことが大切です。
今後も同様の機会を設けることができればと願っています。

2012年6月4日月曜日

5月21日スラジュ国賠報告会について

 先日報告しましたスラジュさん事件国賠第4回期日の後の報告会で、国賠のこれまでの動き、今後の方向性の報告の後、入管がスラジュさん護送の状況を再現した写真(証拠保全で法務省から出されました)を見ました。

 スラジュさんをうつ伏せにして抱え上げ航空機に乗せる様子や、戒具として認められていない足への金属手錠の使用、入管職員の私物である結束バンドの使用などの様子も生々しく再現されていました。スラジュさんを航空機の座席に座らせた後、複数の入管職員がスラジュさんの体を抑え(そのため座席の背もたれが倒れるほどでした)、タオルを口に噛ませていました。また、着席した状態で前かがみにして押さえる様子などもあり、素人目から見ても行き過ぎた制圧と見て取れました。
 

 スラジュさんはこんな非人道的な扱いの中で亡くなっていったかと思うと、あまりにも残酷で強い憤りを感じました。報告会に参加した誰もがこれらの写真にショックを受け、同じ気持ちを共有したかと思います。真相究明に向けて決意を新たにする場となりました。

 

 

2012年5月26日土曜日

  あーすフェスタかながわ2012の報告





 5月19-20日の週末、神奈川県の横浜市であーすフェスタが行われました。日本に滞在している多民族多文化の人たちを中心にして、一年間に一回、 とても人気のあるイベントには、屋台も、世界バザールも、踊りと民族音楽もあるし、とても楽しいイベントです。
 土曜日の朝に開始し、日曜日の夕方まで、カラフルで、笑顔のあるアーティストが次々と舞台でパーフォマンスをしていました。隣の本郷台駅から歩いてくると、世界バザールを初め、明るくて、楽しいことがたくさん見えました。
 バザールは静かで平和的な市場で、様々な生地、宝飾、手製のものがたくさんで、買い物に良いところでした。
 バザールの下を向くと、屋台村がありました。 にぎやかで、ほかほかの料理ばっかりでした。世界中の料理がありました。スペインのエンパナダスやタイのラーメンや、バングラデッシュカレーやインドネジアのラワール、インドのビールやブラジルのチュロースがあって、色々楽しめました!
 APFSは、バングラデシュ料理の屋台を立ち上げました。カレーも、ケバブも、ナンかライス、ラッシーもチャイも用意しました。非常に多くのお客さんたちが立ち並び、人気でした!うちの料理を召し上がってもらって、皆さんありがとうございました!

 来年、是非またご参加をお待ちしております。皆さん、お疲れ様でした!